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【クロダイ】ウキフカセ 食わない時の二十二手

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上越 クロダイウキフカセ 食わない時の二十二手
目次
はじめに
1、サシエ・ハリ関係
(1)サシエを小さくつける
(2)大きく房掛けにする
(3)サシエの種類を変える
(4)オキアミにフェロモンパウダーをまぶす

2、マキエの打ち方を変える
(5)マキエをどか撒き!
(6)ポイントを休ませる
(7)粒のオキアミを混ぜる(サナギミンチの場合もあり)

3、ウキ下の調整
(8)仕掛けを這わせる
(9)ウキ下を詰める

4、ウキ、オモリ、ハリス関係
(10)ウキを小粒なものに変える
(11)全遊動(スルスル)にする
(12) チモトにガン玉を打つ
(13)ガン玉を段打ちして、仕掛けを立てる
(14)ハリスを細くする

5、仕掛けの流し方、アワセ方
(15)立ち位置を変える
(16)アワセのタイミングを変える
(17)アワセ方を変える
(18)ウキがしもった時、軽く糸を張って反転を促す

6、その他
(19)ボラやイナダを掛ける
(20) 殺気を消す(笑)
(21)置き竿釣法
(22)プチ移動する

あとがき


まえがき


上越では、冬の時期は水温低下に伴い、クロダイの活性も低くなります。
個体数も少なく、4月・5月の乗っ込み時期までは安定した釣果を出すには難しくなりますね。

季節を問わずですが、「最初に居たフグが散った、毎投エサが残ってくる、でも食わない…」
こんな状況はしばしばありますよね。
おそらくクロダイは寄ってきている。だけどサシエを食い込まない…

どうしたら食わせることが出来るか、ここでは私がこれまで試してみてうまくいったことがある方法(?)をいくつか考えてみたいと思います。中には妙なのもありますが…
思いついたらどんどん増やしていきますね。

1、サシエ・ハリ関係


(1)サシエを小さく付け
オキアミの頭だけかじられるような時には、サシエを小さくつけてみましょう。
頭だけ取られる時は、いっそ頭だけつけてしまえばいいと思います。オキアミの頭は3つくらい千切って数珠掛けにします。
ハリはチヌ1号程度の小さいものにして吸い込みやすくします。

(2)大きく房掛けにする
(1)とは逆に大きく付けてアピールすることで食ってくることがあります。
オキアミは3匹ほどの房掛けにします。
特に大型のクロダイは大きいエサが好きなのか?ネリエサとかも100円玉くらいの大きさに付けると良いことがありますね。
エサのサイズに合わせてハリはチヌの3号や4号にしておくとキープ力もUPします!

 (3)サシエを変える
白や黄色のネリエサを平べったくしてひらひら落とすと、リアクションで食ってくることがあります。
目立つボイルオキアミなどに変えることで食うこともありますし、大粒アミエビなどを使うと食い込むことがありますよ!
エサ取り対策のためにもなるので、サシエは数種類用意しておきたいですね。

(4)オキアミにフェロモンパウダーをまぶす
マルキューから”魚の食い気を促進する物質”「ウルトラバイトα」が発売されています。
ふりかけみたいにサシエにまぶすことで効果があると言われるこのパウダー。
以前、取材で上越にお越し下さった広島のチヌ釣り名人、大知昭さんが、タイムアップギリギリでクロダイに口を使わせたのがこの一手!
大知さんいわく「最初から使わず、いざってときにだけ使うのがええ、でないといざってときのもんがなくなるけえ」
とのことです。食わない時の奥の手として頭に入れておきたいです。

2、マキエの打ち方を変える


(5)マキエをどか撒き!
ポイントにマキエを10杯~20杯くらい一気に入れて、一時的にクロダイの活性UPを図ります。
夕マズメ、風が落ちるタイミングを見計らってドカ打ちするのも効果的。
ずっと同じリズムで撒いていくのも大事ですが、時には打ち方にメリハリをつけることも効果的ですね。
 
(6)ポイントを休ませる
1秒でも長く仕掛けを入れておきたい!気持ちはありますが、そこをぐっとこらえて少しだけポイントを休ませます。再開した時に④のようにマキエをどか打ちすることで一気に食い気が高まることがありますよ!

(7)粒のオキアミやサナギを混ぜる
雰囲気があるのに食わない時、取っておいた粒のオキアミを混ぜ込むことで活性が一気に高まることがあります。オキアミ主体のマキエは同じ場所に溜まりやすく、ポイントを絞りやすくなります。
マキエの匂いに寄ってきたクロダイが広範囲に散らばっているのを一か所に集めるイメージです。
持参していれば、サナギミンチを加えることで活性を高めることもアリです!
(この手を使う場合、マルタウグイやボラがうじゃうじゃ寄る場合があるので気をつけて…)
   

3、ウキ下の調整


(8)仕掛けを這わせる
水深より仕掛け全体を長く取り(水深が1mなら1.5m)サシエを底につけて安定させます。実際にはオキアミなどはふわふわ漂っていると思いますが、ハリスのたわみが食い込みを良くするのではと感じています。
クロダイが底をエサを時に拾っている時は有効です。底が岩礁帯のポイントでは使えません。

(9)ウキ下を詰める
食わない!エサを小さく!サシエをはわせて…!
と、サシエを目立たせない方向に進むばかりではなく、時には中層を狙ってみることも必要ですね。
クロダイは時に大胆に浮くことがあります。ボラがうじゃうじゃと集まっている中に、良型のクロダイが混ざっていることも見たことがあります。
ハリスにガン玉を打たず、ふわふわと中層をゆっくり落としていくのもアリですね!


4、ウキ、オモリ、ハリス関係


(10)ウキを小粒なものに変える
大きいウキの抵抗を嫌っていると感じた時は抵抗の小さい小ウキにすることで食い込みが良くなります。
カン付ウキを使用していると、スナップスイベルでワンタッチで交換できるのでスムーズです。

(11)全遊動(スルスル)にする 
(10)と同様に、ウキの抵抗を嫌っているなと感じた時は、ウキ止めを大幅に上にずらしたり、仕掛けを交換したりしてスルスルにすると食い込み良くなることがあります。

(12)チモトにガン玉を打つ
波があったり潮が速かったりする時は、サシエがふらついて安定していないことが考えられます。
クロダイが食べやすいように仕掛けを安定させることが必要な場合があります。

チモトにガン玉(G7・G8程度で様子を見る。状況によってはBを打つこともあります)
を打つことで、仕掛けを安定させ”食わせの間”を作ることも有効です。

(13)ガン玉を段打ちして、仕掛けを立てる
波がジャブジャブとしている時も、サシエがふらついて食べづらいのかもしれません。
ハリスにガン玉を2つ、3つと打つことで仕掛けを立てることで、(12)と同じように仕掛けの安定を図ります。
根周りなど、障害物の側に仕掛けを沿わせたい時も、こうすることで仕掛けが落ち着きます。
オモリを重くする時は、それに合わせてB→3Bのようにウキも重いオモリを背負えるようにします。重い仕掛けだから食いが悪いという訳でなく、状況次第で重い仕掛けの方が食いが良い場合もありますね。

(14)ハリスを細くする
個人的にはあまり多用しませんが、ハリスを細くすることで食わせにかかるのはよく考えられる方法ですね。
通常よく使われる1.5号のハリスから、私は1号に落とします。(どうしようもない時)
太いハリスが見えるから食わないのではなく、ハリスを細くすることで潮なじみが良くなったり、サシエを吸い込む時の抵抗が少なくなるのではと考えています。
ハリスを落とすことで当然のことながらバラシのリスクは高まるので、できればこの手段を使わずに食わせることを考えたいですね。
 

5、仕掛けの流し方、アワセ方


(15)立ち位置を変える
流れに対して仕掛けを別な角度から差し込んでみることで、仕掛けの姿勢が変わり、クロダイが食いやすくなることがあります。
バッカンの位置を1mでもずらして、違う角度から同じポイントに仕掛けを送り込んでみましょう。
特に風の影響を受けて仕掛けがなじんでいない時は、少しでも風の影響が少なくなるような角度から仕掛けを入れることが効果的です。

(16)アワセのタイミングを変える
ウキが沈んで合わせた、でも掛からない!
そんな時はもう少し待ってみる、あるいは少ししもった段階でアワセてみるようにするとハリ掛かりすることがあります。

(17)アワセ方を変える
魚の重みを感じながらゆっくり大き目に合わせる、鋭くピシッと合わせる(主に棒ウキ)など、状況に応じてアワセ方を変えることで、(16)のタイミングとともに、その日に合ったアワセ方を見つけることができると良いですね!

(18)ウキがしもった時、軽く糸を張って反転を促す
ウキが少し沈んだところで止まった時、軽く道糸を張り、あえて少し抵抗を与えることで、魚が反転し、ウキを一気に持っていくことがあります。

サバルの丹羽正さんが得意とする技術で「張り戻し」と言われています。

6、その他


(19)ボラやイナダを掛ける
マキエにボラやイナダが寄ってきている時は、あえてそれらの他魚を掛けてみます。
クロダイは好奇心旺盛な魚ですので、他の魚が暴れる様子を見て寄って来たり、エサを奪おうとするのか食い気が高まる場合があるように思います。
これらの外道を取り込んだ後の一投は、集中力を高めて臨みましょう!

(20)殺気を消す
周りは竿が曲がっている、でも自分には釣れない!
エサは残るのに、焦る、うー!…
黒井など大勢が並ぶポイントではよくある場面です。(故に僕は大勢のポイントは苦手です)

こんな時には「ノールック釣法」が効果的!(?)
ぼんやりしていたり、スマホをいじっていたりする時に限って、仕掛けをひったくっていくことってありますよね。「気づいたらウキが無い!」というやつです。
   
仕掛けを投入したらぼんやり水平線を見たり、目を閉じたりすることで…
「気づいたらウキが無い!」を自分で演出するんです(笑)リールはオープンベールにしておいて下さい。
くれぐれも殺気を伝わらせないように…
  
(21)置き竿釣法
上の「殺気を消す」の応用編
どんなに隠そうとしても、手の先から「釣ってやるオーラ」がにじみ出ているのかもしれません。
仕掛けを投入したら竿を竿掛けに掛け、殺気が伝わらないようにして流していきます。
意外とこれで釣れることがあるんですよ!

(22)プチ移動をする
両隣が空いている時は、潮上か潮下に5m~10m動いてみることも考えましょう。
マキエの遥か遠くにクロダイの群れが溜まっていることがあるんです!
特にスイカ釣りなんかをやっていると、数百m離れた所に流れたスイカの皮にクロダイが付いていることもありますね。
今までマキエを溜めたポイントを見切るのはもったいない気もしますが、同じ潮筋の中で色々動いてみると、釣果につながるかもしれません!

あとがき

   
意外とできることはたくさんありますね!
あーでもないこーでもないと工夫することも楽しさのうち。
この記事を読んで下さった皆さんが、食い渋りの中の貴重な1枚を手にすることを心から願っております。

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fuucha

Author:fuucha
釣り好きであり、釣りバカである。
釣りたい魚・・・
クロダイ、メジナ、アジ、シロギス、シーバス、ヒラメ、マゴチ、マダイ、キジハタ、メバル、アイナメ、カレイ、イナダ、アオリイカ…etc
要するに何でも釣りたい。

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